アプクラタンクのキャップを鍵付きに!!!


ここではサイトにも何度か書き込みを頂いているismさんから頂いた情報により、全アプクラオーナー待望の鍵付きタンクキャップの製作方法をまとめて掲載させていただきます。

 

鍵付きタンクキャップは銀次さんのサイトやパネロさんのサイトでも何度かトライされていましたが、詳細が書かれていなかったり、結果的に鍵が機能しなかった場合が多数でした。
今回ismさんが試行錯誤されて成功されたようです!

 

※個体差やタンクの状態によっても仕上がりの差が出てくると思いますので、この記事を参考に加工しながら現物をしっかり確認することをお勧めいたします。


まずこれがキタコ TC-1と言うキャップです。

 

アマゾンで2000円弱で購入できるものです。

 

他に必要なのは普通のドライバーと金属用のヤスリを何種類かだけです。

ヤスリは棒ヤスリと平たいヤスリの2種類があるといいかもしれません。

 

 


TC-1を裏返すとこのようになっており、機構部分がキャップに覆われています。

このキャップは+ドライバー1本で分解できるようです。

 

はじめに機構のカバーがタンクの穴の内径に合うように、現物合わせしつつ周りをヤスリで削ります。

ismさんによれば、表面のメッキ(?)をはがす用に削るくらいで十分との事。


これが表面を削り終わった状態です。

(もちろん削る作業は分解してカバーだけの状態にして行ってください。)

削った後は錆びやすいと思うので何かしらの表面保護をしたほうがよさそうですね・・・

何がいいのかな・・・

 

管理人追記

ガソリンに触れる部分のため、塗装はハードルが高い部分ですね。
サンポールなどを使って簡単にメッキができる方法があるようなので、リンクを貼っておきます。

 

サンポールメッキ(外部リンク)

 

 


そして削ったカバーをいったん外します。

そうすると大きなばねと鍵の機構の部分が露出します。


この写真はismさんがとてもわかりやすく画像加工して下さったみたいです。

以下、ismさんから頂いたメールの文章です。

----------------------------------------------------------------------------------------------

画像Aがキャップのネジを外してバラした画像です。
「キタコTC-1」はストッパーとロック爪の間が7mm弱しかありません。
画像Bを見ると「ストッパーが止まる部分」と「ロック爪が引っかかる部分」の間が8mm強ありますので、
このままだとロック爪がロック位置に届かず、タンクのフチを舐めながらクルクル回る状態になります。
そこで画像Cのように「ストッパーとロック爪の間が8mm強」になるように1〜1.5mm程度削ります。
(逆面を削らないように注意です!!)
これでOKです!!
ペンチの曲げ加工は不要でした。
加工は全てヤスリで削る作業のみでOKですが、「バラして 」→「削って」→「組み立てて」→「実装確認して」→「バラして→削って・・・・・・」なので、暑い時期には不向きな作業です(笑)
熱中症に気をつけて作業しましょう!!
なんとか成功して一安心しました!

 

以上です。

後は逆の手順で組み立てれば鍵付きタンクキャップの完成ですね!

 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

試行錯誤していただいたismさん、感謝です!!!